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2011年 8月
先週金曜、帰ってからすでにだめだった。
先週はじめの時点で、それなりに心臓が悲鳴をあげていたのをだましながら(?)、頑張っていた。
心臓は、違和感が出ている段階で、ゆったりとした気持ちで、ゆっくりと負担をかけないようにしてさえいれば、次の症状には移行せずに収束する。勿論、2日や3日という訳ではなく、2〜3週間とかある程度の時間を要すけれど、痛みのでてないうちに無理をかけないようにしさえすれば、だましだましやっていけるものなのだ。これまで、貧血を酷くし過ぎて心臓に来た時、いつもそうだった。
心臓に症状が出ている時は、無理をし過ぎる以外に、重い荷物を持ち上げるなどして力み過ぎたり、口論をしたり、驚いたり、心配をしたり、興奮するような状況になるのも悪化させる原因になる。
それが、先週はいろいろあったので、これだけ症状が出るのも無理もないといえば、ない。
実は、母方の祖母も心臓が悪く、あるとき突然の出来事があってそれに驚いて心臓を痛めて亡くなっている。母親も心臓や血管系はあまりよろしくない。遺伝というやつか。
#考えれば結構遺伝、あるなあ。
喘息系は父方の遺伝だし。遺伝でないの(高輪のオリジナル(?))は足の障害だけだ(^_^;)。
ちなみに酒に酔わないのは父方の祖父の遺伝。祖父は商売屋だった(つまり、酒を振る舞われる機会が大変多かった)上、かなりの酒豪だったという事。でもその遺伝のお陰に、格闘技雑誌時代はとても助かった。
体質的な遺伝にも、いいことがひとつくらいはあるのだな(笑)。
ともあれ、金曜に帰ってから何をするともなく、ただ全身がだるく,胸部は痛くといった感じで、夜まで横になって何とか夕食を食べた。
土曜、昨日と様子を見るも、キリキリとした痛みが出始めた上、広範囲になり、さらに肩や首までそれが響いている状態になって来て、さすがにまずいのではという感じで、高輪にしては実に珍しく、病院に行こうと思った。
それで、98年からやってきた講師生活で初めて、お休み(欠勤)というものをいただいた。
どれだけ具合が悪くてもお休みをもらった事なんて過去1度としてなかったのだけど、風邪とか、あるいは足や手の損傷ならどうにかやりようはあるだろうけど、心臓は止まったら授業どころでないからね(笑)。←笑い事ではない(^_^;)
そんな訳で、行って来た。
行く前に、講座のFTPに、受講生への今日の作業内容を書いたメモを全員分送信。今更乍ら、こういう時ネットは便利だ。
診察。
念のためということで心電図や酸素検査の他に肺のレントゲンも撮ったが、肺じゃないのは誰の目にも明白なので、医療費が無駄だった気も。
取りあえず今日は、安静にとの事。
ただ、夕方、郵便局に書留をもらいにいかないと行けないのと、明日受講生にブログをアップロードしてもらうべく、うちのサーバスペースを用意(全員分のID、パスを生成、フォルダに振り分ける)しておかないと。
少し休んでから。
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14:15, Monday, Aug 29, 2011 ¦ 固定リンク
先週、講座が終わって食料品などを買って帰る途中、芥見から長良古津を抜けていつものグランドホテル近くの信号にさしかかった時、何故かそんな気になって、いつもは直進するところを左側のカーブの道(つまり川べりに行く道)に入ってみた。
いろんな旅館の駐車場のある近くに停めて、もっと川に近いところまで下りてみた。
川岸で水につかっている草たちの、蒸れたような匂いが印象的だった。藻のような……何かの匂いに似てるなと考えていたら、そうか、釣りたての鮎の匂いとおんなじだと気が付いた。そっか、川って鮎の匂いなんだ。いや、鮎が川の匂いなのか? まあどっちでもいいか(笑)。
川面のきわがコンクリートの上にさざ波のように寄せたり引いたりしていて、もう一歩進めば川の水につかりそうというところまで近寄ってみた。
こんなに近寄った事は一度もなかった。
考えたら、高校で初めて岐阜に来た時でさえ、車椅子だったから川べりには行けずに部屋の窓からしか見ていないし、桜通のプロバイダに勤めた時の歓迎会で岐阜市を案内された時も、確かに川を見には来たがここまで近くには寄ってない訳だから、初めての出来事だ。
思わず、川に引き寄せられそうな気さえして、石段のところに戻り、しばらく川と金華山を見ていた。
川では、上流方向で子供たちが泳いだりゴムボートみたいのに乗ったりしているのが見えた。下流方向では夕方の日差しで水面がひたすらキラキラとしていた。
まだ夏の色をしている空の下、ほんの少し、ぼーっとした時間を過ごした。
たまには、こんな時間もありか。
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12:21, Sunday, Aug 28, 2011 ¦ 固定リンク
言葉にならないのは、思考がまとまっていないから。
文章におこせないのは、いろんなもろもろが絡まっていて、どうにもうまくとけていないから。
きっと、何からどう言っていいのか、分からないから。
少し前、気持ちが行き詰まって、とある人に「気持ちが落ちてる時、あなたならどうする」と聞いたら、「どこかに出かけるとか」と言われて、ふと行きたいところを思った時、『ひるがのか下呂に帰りたいなー……』と深く混沌とした中で無意識に口に出ていた。
全く無意識に、ごく自然に口に出ていた……ひるがのか下呂に「帰りたい」と(笑)。
自分の家に帰りたい、じゃないのね(苦笑)。
そっか、高輪の帰る場所って家じゃないのかなあ、なんて、あとで冷静に考えたらへんな心地だった。
確かにね……
ひるがのとはもう99年くらいからのお付き合い(それに、かつて「高鷲に引っ越して来れば」みたいな話もあったくらいの、家族的というか深いお付き合い)、なにげに村民用メールアドレスももらっている(※当時は郡上市は郡上郡であり、高鷲町は「高鷲村」だったので、"村民" アドレスなのだ)。
下呂も同様、一番古い所では96年から今もご近所付き合い的なお付き合いがあるし、仮に、誰かと何処かに行こうという話になった時、何故か真っ先に連れて行きたくなる場所でもある……不思議だね(笑)。
どちらも本来客先である場所なのに、行くと「帰って来た」感があるのは、不思議なことだと思う。
いつか、ゆっくり帰ってみよう。
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11:50, Sunday, Aug 21, 2011 ¦ 固定リンク
先週はずっと、某紙面の下版作業で殆ど寝ない日なんかがあったりして、週半ば〜末は、かなり無理を押していた。
私が下版シーズンである事を知っている講座の事務方に「大丈夫?」と聞かれて「うーん、頭がウニ(- - ;;)」とか答えていた(笑)。
出版時代の時もそうだったが、下版は、思考がウニになる……と思う。
最終校正があがって、それをうけてさらに直しがあって、レイアウト画面に作業して、またそこでさらに直しが来れば『時間は押している&次々作業しなきゃ』という焦り。それが1箇所から来るのでなく、複数箇所(つまり、原稿を頼んでいる所それぞれ)から一気に来ようものなら、どれから手をつけていいか一瞬頭が呆然とする。脳の中で、とげとげがむにょむにょと動き、味噌の部分がのったりとうねる感じ、まさにウニだ(^_^;)。
まあ、下版といっても、昔みたいでないだけ、まだいい。
完全に直しを終えたレイアウトを、そのままデータ出力するんでなく、当時は印画紙出しをして、それを4面がけの台紙とかに面付けしていた訳だから(しかも、その段階で印画紙出しした紙面の文字に間違いがあったことに気付いた場合、写植で打って来てその部分をゴムのりでピンセットを使って貼っていた)、とてつもなく長く、細かく、根気のいる作業だった。
ちなみに、写植はこちらが指定した文字を指定の間隔と大きさで写植屋さんが打ってくれ、それを受け取って誌面に貼るのが通常だと思うが、当時いた出版では、写植打ちも編集者が写植屋に出向いて自分で行っていた(←経費削減のあおりだろう)。おかげで写植の打ち方や仕組みはバッチリ身に付いているし、今打てと言われてもたぶん打てるので、経験という点で良かったと言えば良かったのだろうが、朝8時頃から夜は終電ぎりぎりまで、文字通りかけまわるような作業だった。無事製版所に入れ終えると、皆一様にどっと疲れの色が見えたものだった。……いや、すでにその頃には半徹夜や様々な無理を重ね過ぎて脳がハイになっていて、明日も下版作業の続きがあるというような錯覚(臨戦態勢)である事が多かった気もする。
『あんな時もあったんだよなあ』としみじみ思い出す。
そんなこんなで、やっと今週である。
100%作業場での作業だった状態から、朝出勤して夕方帰るという『カタギ』な状態に先月からなって、先月中は身体が慣れなかった感がある。
そもそも作業場だけでやっていた時は、食事は2回だった。お昼と夜。
故に、講座が始まってからも、朝は白湯を何口か飲んだだけで出かけ、午前中の授業をやっていた。それまでと違う生活リズムに身体が適応出来なくて、胃腸を壊してしまうのだ。
でも、今日はごくおもゆに近いお粥を1杯だけ、口に入れてから行く事が出来た。
だんだんこの状態に慣れて来ているのだろうと思う。良い傾向だ(^_^)。
きっと次第に、五分がゆ→全がゆ→ちょっとしたご飯というように、だんだん食べられるようになっていける事だろうと信じる。
今週もあと2日。
cssも難しい局面になって来て……というか、『どうしてこういう記述例を出すんだよ(- - ;;)』という例しかのってないテキストを、毎回どう言おうかと悩みながら講義している。テキストでは、idとclassの違いが全然説明されてない状態で、いきなりfloatだとか、明日にはそろそろposition(relative)なんかのページまで到達することだろう。
なんでいきなり「relative」? もっとpositionの基本をやってからにしてよ、と思う。あれをいきなりやらされたら、どんな素質のある人だって、意味分からなくて当然だ。
内容が、何段飛びくらいの勢いで飛び過ぎてるんだよな〜。
『あ〜〜、このテキスト選んだの、本当に誰なんだよ(- - #)(ふつふつ)』と内心ものすごく思っている。もし以前いた出版にいたら、社屋のすみに転がっているマキワラかなんかに、思いっきり八つ当たりをしたいところだ(笑)(←格闘技の出版だから、そういう格闘技用グッズは至るところに転がっていた)。
ともあれ、また補助資料をいっぱい書いていかないといけない。
頑張ろう。ふつふつ。
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18:03, Wednesday, Aug 03, 2011 ¦ 固定リンク
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