2018年 5月5日
そういえば、、、
英語史の休憩がてら食料品を買いに近くに行ったところ、柏餅のそばにちまきが売られていた。
「そっか、そういう季節だよなー。
せっかくだから、1個だけなら買っちゃおうかなー('_' )」
と一瞬買いかけたのだが、
「んっ? 何故にお菓子のところに並んでいる?」
「あり? そもそも、ちまきってこういう巻き方だっけ?」
気になって、原材料を確認。
すると、材料に、砂糖、こしあんが列挙されていた。
こしあん???
えっ、これって、和菓子なん(?_?)?????
甘いものが苦手な高輪。
当然、買わずに終わった訳だが、住処に帰ってからネットで調べてみたところ、ちまきは桜餅と同様、関東と関西では違うことがわかった。
ちなみに、高輪が知っているちまきは、竹の皮で三角形に包まれた、具材をいろいろ入れて炊かれた(蒸された)おこわである。
具材の風味ともち米のふっくらした味わい、そして、もっちりしたおこわ特有の食感が竹の皮の香りと相まって、あれを食べると『もう5月だなー』と思うような、そういうやつだ。
桜餅もそうなんだよね。
小さい頃から見てたやつは、桜色のクレープみたいな皮(?)であんこが包まれているものだったが、こっちでは桜色した米であんこを丸く包んだぼたもちみたいな形のやつ。
また、栗きんとんにしてもそう。
栗きんとんと言ったら関東では正月のおせちに出るアレでしかない訳だが、いわゆる「茶巾絞り」のような形をして、餡状のものではない、まるまるとした1個の和菓子として成り立っているものが、こっちでの栗きんとんだと知った時(←確か10年くらい前だったか......)は衝撃だった。
結構岐阜には長くいるのに、意識していないところではまだいろんな知らないことがあるみたい。
ちょっとした東西の文化の違いを新たに垣間見た1日だった。
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13:35, Saturday, May 05, 2018 ¦ 固定リンク
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