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分岐点
昨夜、久々に、冬瓜を煮た。
最初、濃いめに出したあごの出汁と、ほんの少しの薄口醤油の煮汁で煮て、やわらかく煮上がったらすぐ鍋からお皿に上げておき、
食べる直前に、鍋に残しておいた煮汁に水溶き片栗粉をたらし、まったりした『あん』にして、あらかじめお皿に上げておいた冬瓜にまんべんなくかける。
『あん』は、食べる直前にかけるのが良いのだ。時間が経てば経つほど、まったり感が失せる。
枝豆があれば、最後にパラパラと上から混ぜるのも良い。
煮汁を用いた『あん』との絶妙なハーモニー。
これが旨いのだ。


たぶん、ある意味、
『今、ようこんなことを呑気にやっているな』とも思えなくはないが、思い返しても最初から主張している本筋を少しでも違えていたり、会社との合意事項に違反していることも何ひとつなく、
むしろ、
『それで否とされるなら、いつ辞めてもいい』
という気持ちがあるからだと思う。

まあ、件の、フリーペーパーの件だ。

先日、とあるスタッフから、信じられない暴言を浴びることとなった。
耳を疑うような言い方はもちろんのこと、
高輪が何より問題視しているのは、高輪の聴力障害を全くの仮病だと疑い(いや、ほぼ断定し)、「あの時は1人でやっていたではないか!あれはなんだったっていうんだ!聞こえないとでも言うのか!」と言い切ったこと。
しかも、最初から最後まで『お前』呼ばわりだ。
さらに、高輪の住処から「車でたった5分のところでさえも行こうとしない」
(註:急に話を持って来られた上(こちらにも都合がある:臥せっている時ならなおさらそんな急なことには対応出来ない)、
それこそ聴力がとみに悪化しているため、取材対象に対してリアクション出来ない・または相手の言葉が聞こえずに返答出来なかったり黙ってしまう可能性があり、相手に対して失礼な状態になることが十分予測されるため、広告のからんだ重要な対外交渉であるほど、高輪が出るのは極力さけたいと前から重々お願いしてあったのだが)、
何かといえば聴力を理由にして仕事の選り好みをする・やりたくないという態度をあからさまに出すというようなことも言っていた。すべてその者の曲解なのだが。
(全く知らない新しいところへの取材を頼まれると、高輪はまず、相手がどういう声の人かをまず聞く。大きな声なのか、こもった声ではないかとか。それを、『やりたくなくて理由をつけている』と受け取っているのだ)
ここには書かないが、もっとひどい言い方をたくさんしていた。

上役にあげたスタッフと高輪とで責任分担をし、その通りにやっている訳なのだが、『自分1人がこんなに働かされて』的な気持ちがあり、それで高輪に当たるという図式なのだろうとは思う。

だが、言っていいことと悪いことは確実にある。

何を言われても多少は我慢出来るが、仮病扱いされたら、それはもう無理だ。

そもそも、高輪の耳について普段から『あれは仮病に違いない』という思いがいつも腹の中にあるから、
そういう咄嗟の時にこそ、それが言葉としてポンと出るわけで、
そういう思いを高輪に対して持っている、
または、人の障害について思いやるどころか、
『嘘に決まっている』的な疑いの目で見る傾向のある人間と、
これからも力を合わせてひとつの『モノ』、
それも人を取り上げる媒体であり、
『多くの人に大切な想いや言葉を伝えるためのもの』を、
ピュアな想いを持ってともに作っていけるのだろうかと考えた時、
限りなく無理な気がして来た。


ちなみに、上記のような態度は今回が初めてではない。
今回、こういうふうなら、おそらく次もあるだろうし、次は心臓のことか、あるいは自力で鍛えて何とか杖なしで歩けるようになっている(が、実際は骨の障害が多大に進行中で経過観察を余儀なくされている)この足のことまでも仮病だと言ってくる気がする。

前からも書いているが、
こちらから『どうにかして勤めさせていただきたい』とお願いして、こうなっている訳では全くない。
こちらから頼んだのなら、多少のことは我慢して頑張っていかなくてはならないと思うが(それにしても仮病扱いは有りえない)、そこまでのことを言われてまで無理して頑張る必要があるのだろうか?、とも思う。
そもそも高輪を編集長として戻し、高輪のもとで紙面をリニューアルしてほしいと切に願われた、前の社長様はもういらっしゃらないのだ。

高輪が編集長としていずれリニューアルをするということで、期待をしてくださっている以前の取材先も実はある。
しかしこれではなー。

はてさて。
09:49, Wednesday, Jun 08, 2016 ¦ 固定リンク ¦ 携帯

 


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