2014年8月 |
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Geology is great history. |
暑い。 この暑さを人に語る時、『名古屋の夏はフライパンの底のようで、岐阜の夏は中華鍋の底のよう』といつも表現するのだが、毎年のことながらやはり暑いものは暑い。 日中の気温が37度近くなるのって、それは高輪の体温以上だ(高輪は一番低い時は35.5〜36度しかない)。 しかも高輪の作業場たる住居は、屋根からしみ込んで来る熱が半端ではなく、よって日中はクーラーもあまり効いてくれない(外が30度くらいの日はしっかり効くんだけど)。たまりかねて、先週、某デイツーで手頃な冷風機を入手、そいつを併用してクーラーの風を住居中に行き渡らせてはいるものの、夜中まで屋根からの熱が引かず、さらにベッドも高い位置にあるので、寝るためにベッドに上がるとどっと汗が吹き出すという有り様。もぉっ、どーにかしてっ(- - #)。 おそらく9月初めくらいまでは、ずっとこの調子だろうな……ううむ。
閑話休題
縄文海進、平安海進について調べている。 縄文海進というのは、縄文時代に大きな気候の変化で海面が10m近く上昇し、陸地だったところが海に浸かり地形がことごとく変わったというやつで、平安海進は、その縄文海進が「海進後退」によって水が引き陸地が戻ってから、また再びやって来た水難といえる。関東などは、この平安海進でだいぶ陸地に海が入り組み、地形が変わったと記録に残っている。 とある記事を掲載した時、どうしてもその事実を証明するべくいろいろ調べていて、結果、「縄文海進」と「平安海進」に行き当たった。調べれば調べる程興味深く、そして、突き詰めれば突き詰める程、まだまだ、謎に満ちている。 それは、何百年、何千年というとてつもない長い年月をかけて堆積した土を順に掘り起こし、片っ端から調べているのと同じ……果てしないテーマだ。 しかし、その土に触れ、指でその土をくまなく感じる時、自分が長い歴史の流れの中のたった一点であることを感じる。たった一粒、ひと雫の自分。この先のために、私は何を残せるのだろう。
高輪の好きな場所に、藍川橋から眺める長良川がある。美濃方面ではなく、河口方面を見ると、切り立った岩のような山肌など、川というよりももっと大きな、入り江のような雰囲気を感じる。不思議な感じの場所だ。 それも道理、縄文海進の際はこのあたりは海だったらしい。 太古の昔、川ではなく海の水が満ち、海鳥が渡っていたであろうこの場所。 ついぞ、橋の上から、はるか昔の縄文の時代に、ひとしきり思いを馳せる。 |
16:04, Friday, Aug 01, 2014 ¦ 固定リンク
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