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先週月曜から、平日午後4時までという基本条件で、とある仕事に通っている。 岐阜市北一色の某所。 モノは長良川北部を中心に配られるタウン紙。フリーペーパーといってもいいのか。 この仕事をうけるに至ってはいろいろ事情があるのだが、それはさておき。
ここでのあれこれは、しばらく自分の片隅に静かに息づいていたことを、一気に掘り起こし、呼び戻す。 一番最初に出社した日、割付用紙を目にした。 こういうのは、長い事目にしていなかった。頭の中に、写植時代のあれこれが蘇る。当時、写植級数表なんて透明なシートみたいのがあったな。正体、長体、平体、他にいくつかあった気がする。あれは今もあるんだろうか。また、ダーマトペンシルやゴムのり、ピンセットが必須アイテムだった。高輪自身、出版時代、自分のピンセットというのを2種類くらいいつも持っていた。先の平たいやつ、そして、自分の使いやすいやつ。 写植機もたまにだけど使った。 そういった昔の話を複数人数で共有出来る環境というのは、長いことご無沙汰だったように思う。
そして、「下版」って言葉が普通に交わされている。 「下版」。 出版の仕事の現場にいれば何も全然珍しくない言葉だけど、レイアウト用紙や写植指定によるレイアウトの時代からでなく、世の中が完全にDTP化してからこういう作業を始めた人だと、印刷所に「入稿する」という言い方をする人が多いように思う。それはおそらく、「データ入稿」からきていると思うのだけど。 これまで、官公庁関係の印刷物の仕事の時も、また、別の誌面の仕事の時も、担当者とのやり取りの中で「印刷所への入稿」といわれる事が多かったし、請け負うところによっては、行程的に全く同じ事をやっているのだけど「下版」と言っても「?」って感じのところが多く、次第に高輪もそうしたやり取りの中で「下版」と言う事がなくなっていた。 しかるに、久しくそういう言葉がやり取りされているのを耳にし、あ〜、この世界に戻って来たんだなと実感する。
高輪はもともと、編集者になりたくてこの道を選んだ。もっといえば、「進研ゼミ」のテキストのような、楽しくて分かりやすい誌面を作りたくて編集者になりたかった訳だが、ずっといろんな事をやって来乍ら結局原点に戻ったか。 勿論、その会社に行かない日は通常通り、Web作成等も含めいつもの自分の事務所の作業をするのだが、岐阜が好きで思わず住み着いてしまった高輪が、他でもない長良川を中心とした岐阜の地域のあれこれを紹介する紙面をやる事になったのは、なんだか不思議な心地だ。
ともあれ、、、 今回号まではそれまでやっておられた外注デザイナーさんの作ったフォーマットに準じた状態だったが、次の号から完全リニューアル(つまり、サイズや構成や作成に使うソフトなど、すべて1から始める感じ)。 また、忙しくなるか。
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15:36, Sunday, May 20, 2012 ¦ 固定リンク
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