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体調はまだ全然だが、気持ちは何故かすっきりしてきた。……気のせい? 実は昨日(木曜日)、喘息的症状に加え胃腸が壊滅的におかしかったため、1日何も胃に入れていないで授業を行っていた。お弁当(というか、ここのところあまり食べられなかったためお粥とかやわらかいものだけ)を持って一応事務局には行ったが、自販機で買ったお茶で薬を飲んだだけのお昼だった。夜に至っても、さすがに何か口に入れないとまずいということで食べられそうなものを少しずつ口に入れてみたが、食べて10分もしないうちに身体の拒否反応開始。少しぐったりする。食糧をだいぶ無駄にしたような感もあるが、食べたものの何%は栄養成分として体内にひっかかってくれているものと取りあえず信じる事にして、食後の洗い物をしたり何だりした。 でも、それだけ体内が空っぽになると、何処かすっきりしてくるものなのかも知れない……そんな昨日に比べ、今日は咳喘息以外は何とか落ち着いていた。 咳喘息は……熱を出すと必ずその後、1ヶ月やそこらは続く高輪。既に風邪は終わっている状態でも、激しい咳だけはしばらく残って、それでまた体力を消耗するという説もある。いつまでも激しい咳が続くため、ずっと風邪引きだと思われるのだが『ううう、風邪じゃなくて喘息なんです(;_;)』という感じで、こういう時は毎回周囲に対して気を遣う。 今日も一瞬『来たな』という時があり、幸い今日は受講生は試験問題を練習でやってみる個別作業的な日だったためちょっと教室を出て外まで行き、通行人に気を遣いながら取りあえずひとしきり咳き込む。涙がはらはらと落ちてくるので、それを拭きながら咳き込むため、知らない人が見たら大泣きしているふうに見えるだろうな、なんて思いつつ。 まあ、もうしばらくは仕方ないだろう。
帰り、食料品を買うためマーサに行く。 今日はそんな気になり、ペット同伴入り口から入り、ペットコーナーに行く。ここの犬と猫を見るのが、ちょっとしたリラックス。 猫で、すごい格好をして寝てるのがいて思わずじっと見る。前足を両方ばんざいをするかたちで、上にのばすんでなく宙に突き出して寝ていた。疲れないのだろうか。 犬もかなり個性が出るけど、猫はもっと顕著に出るように思う。
猫ではひとつ、時々思い出す出来事がある。 1年前の丁度この時期、高輪は某葬儀会館所属の葬祭ライターの仕事を請けていて名古屋圏内を駆け回っていた。よく「御会葬御礼」なるものがあると思うが、ああいう形式のものでなく、「ご会葬のしおり」という事で、故人様の生前のエピソードや思い出を短い文章で綴り、思い出の品の写真も載せたりして、左側にご家族のお名前や御会葬のお礼などいつものやつを載せる、というものを出していて、高輪はその文章部分を喪家様に取材して書く役目だった。取材して文章をまとめあげるまで30分くらいで行い、それを本部に送って紙面になったやつを喪家様にご確認いただいてすぐ次のところに行かなくてはいけないため、忙しいなんてものではない仕事でもあった。朝5時過ぎに家を出て、帰るのは夜9時頃。文字通り「走り回る」「食事も出来ない(へたするとトイレも行けない)」「移動が多い」仕事だった。もっとも、やりだしてみたら事前の話と違うところが次々出て来て、このまま続けようかどうなのかという事をもやもや思っていた頃でもあった。 弥富の喪家様宅に伺った時だった。 雪の降った翌日で、晴れた日差しに溶け残った雪や屋根から落ちるしずくがキラキラとしていた、そんな日だった。 いつものように取材を終え、故人様に手を合わせて失礼させていただき玄関を出た時、高輪のすぐ右に、予期せずグレーのブチの猫が急にいたので、つい『うっ』とたじろいでしまったら、猫も急に高輪が出て来てびっくりしたらしく、高輪と同じような姿勢と表情でたじろいでいた。しばらくお互いにまじまじと見つめ合い、何となく「あ〜」と声を出してしまったら猫も「みゃ〜〜」と同じように声を出し。何か猫と会話してるなあ。しかも、お互いにリラックスしてきたのが分かるのがなんか不思議だった。少しして「ごめんね、ばいばい」と言って車のところに歩きかけたら、「にゃー」と鳴いて高輪の前を振り返りながら歩き始めた。「ついてこい」と言っていたようで、猫と一緒に歩いて行くと、ちゃんと車のところまで来たら「にゃん」と短く鳴いて母屋に戻って行った。 猫が送ってくれた(笑)。 精神的にちょっと落ちているような時だったので、妙にほのぼのとし、楽しい気持ちにさえなった出来事だった。 だから、今でも弥富と聞くと、あるいは猫といえば、その猫を思い出す。
そんな頃から、1年。 ひとめぐりしたのだな。
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17:52, Friday, Jan 06, 2012 ¦ 固定リンク
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