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午前、下呂の金山での打ち合わせの後、あまりに心地よさげな青い色をした空と、さりげなく吹き抜ける風に心誘われて、びゅーんと渚までひと走り。 道の駅渚は、萩原まで行った際にたまに立ち寄る場所だ。春ならこごみやこんてつ、たらの芽、行者にんにくなどのいいやつ(しかも安い)、夏はつるむらさきなどをはじめとした夏野菜、この季節は根菜類に加えきのこ類がいっぱい並ぶので、いつも楽しみに行く。 駐車場に降りたときの空気感が好きだ。駐車場に降りて萩原方面から高山方面を見た時に、連なる山の間に抜けるように広がる空の感じが、何となしに良い。山が高過ぎて空が殆ど見えないと空気が詰まってしまう心地で逆にだめなんだけど、それなりの高さの山があって、その上に抜けるような空が広がっていると、心が木々の間を通って空に吸い込まれて透明になっていく気がする。 金華山のドライブコースを上がったところも好きな場所だけど、渚はそれに次ぐ気に入りの場所かも知れない。 見上げる山は、深緑、黄色っぽい色、赤っぽい色、茶色が混ざったまさに紅葉の面持ち。その山の上に、高く抜ける晴れた良い色の空。思わずすーーーっと息をする。身体の細胞ひとつひとつにその空気がしみ込むような、そんな感触。 もうちょっと時季がずれたり、もっと遅い時間だとこういうふうではなかっただろうけど、一番いい日、いい時間に来られた気がする。
それはさておき、、、 かっこいいとそうでないのを分ける基準って何だろう、と思う。 この日、何となくそういう話が出て、ふと「かっこいいってどういう事だろう」と考えていた。 たとえば男性でかっこいい人というのはどういう人? テレビで見るような、いわゆる“顔立ちの整った人”をいうのか?……そういう事じゃないと思うけどなあ。単に顔立ちが整っているだけなら、それはその字の通り「顔立ちが整っている」というだけだし、体のバランスが良いだけならそれもそれだけだろう。 また、女性に対してエスコートするような上手な対応をする=かっこいい、とも思えないのだよね。それは単に接し方の問題だし、あるいは仕事上そういう対応が身に付いているのかも知れないし。ホテルマンさんとかバーテンダーさんで嫌な印象になる人って殆どいないのと一緒。しなやかな仕草や対応をかっこいいとは、高輪は思わないんだよね。
∴ 顔のつくり , スタイル = 見栄えの問題 ≠ かっこよさ 女性への対応 = 接し方の問題 ≠ かっこよさ
うーん おそらく高輪が「この人かっこいいな」と思う時は、芯にしっかりとした考え方やものの見方、生き方なりがあって、それが普段の行動に現れていたり、あるいは書き記したものの中から伺い知れたり、自然に伝わってひしひしと感じられて来た時な気がする。「この人すごいな」「びしっとしたものがあるな」「1本通ったものを持ってるな」と人に自然に感じさせるというのは、その人の人としての大きさでもあると思う。ひいてはそれがその人の個性なり魅力なりになっていくんじゃないかと高輪は思っている。 そういうところを感じた時、おそらくぐっと心をつかまれる事だろうし、そういう人には素直に「かっこいいよ」と言ってしまうだろうな…… と、ひととおり思考を巡らせた末の結論であった。
さて。 明日の授業後、職場見学に行く会社さんとの顔合わせで事務方に連行(?)される予定。連行って言い方はないか(^_^ゞ(笑)。 果たしてどーなるかな。
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12:00, Sunday, Nov 13, 2011 ¦ 固定リンク
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