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先週はずっと、某紙面の下版作業で殆ど寝ない日なんかがあったりして、週半ば〜末は、かなり無理を押していた。 私が下版シーズンである事を知っている講座の事務方に「大丈夫?」と聞かれて「うーん、頭がウニ(- - ;;)」とか答えていた(笑)。
出版時代の時もそうだったが、下版は、思考がウニになる……と思う。 最終校正があがって、それをうけてさらに直しがあって、レイアウト画面に作業して、またそこでさらに直しが来れば『時間は押している&次々作業しなきゃ』という焦り。それが1箇所から来るのでなく、複数箇所(つまり、原稿を頼んでいる所それぞれ)から一気に来ようものなら、どれから手をつけていいか一瞬頭が呆然とする。脳の中で、とげとげがむにょむにょと動き、味噌の部分がのったりとうねる感じ、まさにウニだ(^_^;)。 まあ、下版といっても、昔みたいでないだけ、まだいい。 完全に直しを終えたレイアウトを、そのままデータ出力するんでなく、当時は印画紙出しをして、それを4面がけの台紙とかに面付けしていた訳だから(しかも、その段階で印画紙出しした紙面の文字に間違いがあったことに気付いた場合、写植で打って来てその部分をゴムのりでピンセットを使って貼っていた)、とてつもなく長く、細かく、根気のいる作業だった。 ちなみに、写植はこちらが指定した文字を指定の間隔と大きさで写植屋さんが打ってくれ、それを受け取って誌面に貼るのが通常だと思うが、当時いた出版では、写植打ちも編集者が写植屋に出向いて自分で行っていた(←経費削減のあおりだろう)。おかげで写植の打ち方や仕組みはバッチリ身に付いているし、今打てと言われてもたぶん打てるので、経験という点で良かったと言えば良かったのだろうが、朝8時頃から夜は終電ぎりぎりまで、文字通りかけまわるような作業だった。無事製版所に入れ終えると、皆一様にどっと疲れの色が見えたものだった。……いや、すでにその頃には半徹夜や様々な無理を重ね過ぎて脳がハイになっていて、明日も下版作業の続きがあるというような錯覚(臨戦態勢)である事が多かった気もする。 『あんな時もあったんだよなあ』としみじみ思い出す。
そんなこんなで、やっと今週である。 100%作業場での作業だった状態から、朝出勤して夕方帰るという『カタギ』な状態に先月からなって、先月中は身体が慣れなかった感がある。 そもそも作業場だけでやっていた時は、食事は2回だった。お昼と夜。 故に、講座が始まってからも、朝は白湯を何口か飲んだだけで出かけ、午前中の授業をやっていた。それまでと違う生活リズムに身体が適応出来なくて、胃腸を壊してしまうのだ。 でも、今日はごくおもゆに近いお粥を1杯だけ、口に入れてから行く事が出来た。 だんだんこの状態に慣れて来ているのだろうと思う。良い傾向だ(^_^)。 きっと次第に、五分がゆ→全がゆ→ちょっとしたご飯というように、だんだん食べられるようになっていける事だろうと信じる。
今週もあと2日。 cssも難しい局面になって来て……というか、『どうしてこういう記述例を出すんだよ(- - ;;)』という例しかのってないテキストを、毎回どう言おうかと悩みながら講義している。テキストでは、idとclassの違いが全然説明されてない状態で、いきなりfloatだとか、明日にはそろそろposition(relative)なんかのページまで到達することだろう。 なんでいきなり「relative」? もっとpositionの基本をやってからにしてよ、と思う。あれをいきなりやらされたら、どんな素質のある人だって、意味分からなくて当然だ。 内容が、何段飛びくらいの勢いで飛び過ぎてるんだよな〜。 『あ〜〜、このテキスト選んだの、本当に誰なんだよ(- - #)(ふつふつ)』と内心ものすごく思っている。もし以前いた出版にいたら、社屋のすみに転がっているマキワラかなんかに、思いっきり八つ当たりをしたいところだ(笑)(←格闘技の出版だから、そういう格闘技用グッズは至るところに転がっていた)。 ともあれ、また補助資料をいっぱい書いていかないといけない。 頑張ろう。ふつふつ。
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18:03, Wednesday, Aug 03, 2011 ¦ 固定リンク
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