| 夏から秋に移ろうとしている、9月の北濃駅のホーム。白鳥方面をのぞむ。 | | 本当なら、越美北線へと続く筈だった線路。線路止めがされている先に、草に埋もれ乍らもまだ続く筈だったレールが残っているのが、心に訴えてくるものがある。 | | 旧国鉄時代に使われていた転車台。手動で車両の向きを変えていたなんて、信じられない。 | | しっかりと、碑がありました。 | | そうこうするうち、長良川鉄道、到着。これはナガラ3型の車両ですね。やっぱり、長良川鉄道はこの色だ。 |
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ひるがのに打ち合わせがあったので、途中で北濃駅に寄りました。 何度も来たくなってしまう、不思議な無人駅です。 夏から秋に移ろうとしている、そんな微妙な季節の中の北濃駅も、またいいものです。
しばらくしたら、長良川鉄道、到着。グッドタイミングです。 やはり、この駅には、この車両がいなくちゃ。
この日は土曜日ということで、きっと長良川鉄道のフリー切符を使っているのでしょう、マニアと思われる乗客が10人ほど、ぞろぞろと降りて来ました。 駅周辺に川以外、本当に何もないこの終点の無人駅、北濃まで乗って来て何をするのか?、写真を撮るのです。そのために、美濃太田から片道2時間20分近くを揺られて、ここまで来るのです。 勿論、フリー切符は乗車区間内乗り降り自由なので、そのあいだの郡上八幡などで降りたりもするでしょうが、一般の観光客は、たいてい郡上八幡をあちこち散策したり、美並の子宝温泉に浸かったり、あるいは冬場、白鳥などのスキーに行ったり、そういうためにこの切符を活用するのであって、北濃まで来る人は、確実にマニアといっていいでしょう。 車両が北濃に着いて、美濃太田方面に折り返す時間まで20〜30分くらいはあるでしょうか。そのあいだに、北濃駅を堪能し、写真を撮り、車内あるいは待合室で持って来たお昼を食べ、そしてまた美濃太田までゴトゴト揺られて行く、これが長良川鉄道の究極のマニア道というものでしょう。 そして、長良川鉄道の歴史に思いを馳せつつ、長良川を見乍ら通り過ぎるその風景を、何度も脳裏に刻むのです。 かくいう高輪も、以前、美濃太田から1人で北濃まで乗り、写真を撮って車内でお昼を食べて、そのまま美濃太田まで戻って来た事があります(^_^ゞ。ちなみに、長良川鉄道の車体やその製造メーカー、長良川鉄道の歴史、沿線の特徴やスポットなど、どの長良川鉄道ファンに勝るとも劣らず語れる自信があります(笑)。って、そんな事を語れてどうなのよって説もありますが(^_^;)。
また秋が深まる紅葉の頃に来たいです(^_^)。 なにげに隠れ鉄道マニアな高輪でした。
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