| 子供神輿が境内に参入。 | | 神社奥から、先頭に鬼の装束を着た人、そしてぞろぞろと平安時代の公家を思わせる装束を着た人々に守られて、ご利益のあるという御神輿が。 | | 続いて、町内を練り歩いて来た大人神輿が境内に。これは橋本町の御神輿だったと思います。 | | 花神輿登場。美濃和紙で出来た花が何とも印象的な御神輿。 | | 2基の花神輿が、太鼓やシンバルの音とともに境内を回った後、中宮の御神輿が登場。この御神輿が一番重要な御神輿らしい。 |
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下呂市金山町にある、柯柄八幡神社の「金山祭り」に行きました。 こういうお祭りを見るのは、何年ぶりだろう。……高輪が前にいた地元でも、小さなグラウンドでの盆踊りが精一杯だったし、今の神奈川の住居でも3日にわたって行われる「七夕祭り」と銘打ったものがあるが、ただ単にストリートパフォーマンスがあったり、屋台が並ぶだけのもので、古式ゆかしい御神輿や山車などの姿は(少なくともうちからは)見えないので、お祭りらしいお祭りを見たかった。
柯柄八幡神社に着くと、境内には観客席のようにぐるっと石段が巡っているのが印象的だった。 まだ御神輿が来ていないらしく、何はともあれ、お参りをした。 とても清々しい心地がした。
しばらくして、道路の方から、チンドンチンドンという、シンバルと太鼓の音がして、子供たちの担ぐ神輿が、境内に入って来た。子供神輿だ。全部で3基。子供ながら、気合いが入っているのか、熱気が伝わって来た。
その後、白河太鼓の演奏。
続いて、神社奥から、先頭に鬼の装束を着た人、そしてぞろぞろと平安時代の公家を思わせる装束を着た人々に守られて、ご利益のあるという御神輿が、いったん神社の外に。この御神輿の下を通ると、とても良いらしい。
その後、橋本町の御神輿、そして花神輿が入って来た。美濃和紙で出来た「花」が、しだれ桜のようになっている御神輿で、遠目にもインパクトのある御神輿だ。鳥居をくぐると大きな歓声が。シンバルの音が高らかと響いた。 最後に、中宮の御神輿。この御神輿は特別のようで、円形の銅板のような飾りが、御神輿の屋根から垂らされていてきらびやかだった。 境内で「ヨイサー! ヨイサー!」と方々で担がれ、あたりは熱気の渦と化した。 凄い。 気のパワーだ。
そして、先程神社外に出た御神輿が再度、境内に戻り奥におさめられると、境内に勢ぞろいした御神輿たちが、また「エイサー!」とかけ声をかけて担がれながら、それぞれの地区に戻って行く、という流れになっているようだった。
こんなにたくさんの御神輿を一度に見たのも、祭りに盛り上がる人々の熱気が集まるさまを見たのも、初めてだと思う。 終わり頃には、集まっていた人々と一緒に、手拍子をする自分がいた。
お祭りっていいな。 |